vesta kozo（おそらくvestaxの旧ブランド名）のDIG-420です。 OTO MACHINEのBIM（価格が高すぎる）の代用になるデジタルエフェクターとして購入しましたが、機材構成の変更により置き場所がなくなってしまったため出品します。 デジタルディレイですが、デジタル黎明期の機材なので、音をサンプルする部分だけがデジタルで大部分がアナログ回路に依存しているので、プラグインでは出せない音が出せます。サンプリングレート、ビットレートは、おそらく32khz/12bit程度ではないかと思います。 具体的には、サンプリング音の荒さをごまかすため、D/A変換する前にコンプレッサーでダイナミクスを圧縮して、A/D変換後にエクスパンダーでダイナミクスを拡張しており、この処理が意図せずディレイ音に奥行きを与えているようです。 個人的にはダブっぽい音像を求めている人にお勧めします。 おまけとしてサンプリング機能があり、サンプル音を再生するためのPLAYボタンが全面にありますが、このPLAYボタンの緑のLEDが点灯しないという動作不良があります。その他は動作に問題ありませんでした。動作が逆では？と思うツマミもありますが、ネットで調べると、どうやらこれが正常動作のようです。 古い機材ですが、購入時に入出力端子、コンセント端子などの酸化皮膜を除去するメンテナンスをしております。外観は見ての通り、底面が傷だらけです。 お値下げはご遠慮ください。